I-JAS を利用される皆さまへ

I-JAS の利用には、 ① 国立国語研究所が作成しているコーパス検索アプリケーション『中納言』のユーザー登録と ② I-JAS の利用申請の 2 点が必要です。

中納言のアカウントをお持ちでない方
「中納言」の新規ユーザ登録申請画面からユーザー登録を行い、I-JAS の利用申請を行ってください。
中納言のアカウントをお持ちで、I-JAS の利用申請がお済みでない方
「中納言」のログイン画面からログインして頂き、コーパス選択画面より、I-JAS の利用申請を行ってください。
中納言のアカウントをお持ちで、I-JAS の利用申請が承認済みの方
「中納言」のログイン画面からログイン後、I-JAS にお入りください。

I-JAS とは?

I-JAS は、「多言語母語の日本語学習者横断コーパス(International Corpus of Japanese as a Second Language)の略で、12 言語の異なる母語を持つ海外の日本語学習者、および国内の教室環境・自然環境の日本語学習者の発話データと作文データを横断的に収集し、収録したコーパスです。 現在公開中のデータは、第一次公開 225 名分です(公開計画を参照)。

I-JAS には、主に以下のような特徴があります。

データの概要

(1)インフォーマントの概要

〈海外〉
教室環境学習者
JFL 環境の教育機関において日本語を体系的に学んでいる学習者
母語
中国語・英語・韓国語・フランス語・ドイツ語・ロシア語・タイ語・ハンガリー語・スペイン語・ベトナム語・トルコ語・インドネシア語
〈国内〉
教室環境学習者
初級の段階で来日し、日本における教育機関で日本語を 1 年以上体系的に学んでいる学習者
自然環境学習者
日本で生活をしながら、日本語を習得している方
日本語母語話者
日本語教育に関与したことのない日本語母語話者

※第一次公開データは、海外の日本語学習者各言語 15 名、教室環境学習者 15 名、自然環境学習者 15 名、日本語母語話者 15 名の 225 名である。

※最終的な、学習者の人数の内訳は、海外の場合、中国語 200 名、英語 100 名、韓国語 100 名、その他は各 50 名、国内の場合、教室環境、国内環境学習者各 50 名、日本語母語話者 50 名を予定している。

(2)課題のバリエーション

〈発話データ〉

※「絵描写」は、途中から新たに加えたタスクのため、中国語話者(CCM、CCS)、ロシア語話者、ドイツ語話者、トルコ語話者、タイ語話者、ドイツ語話者、英語話者(EAU、ENZ)の一部のデータには含まれていない。

〈作文データ〉

※作文調査の参加は、任意のため、第一次公開では 145 名のデータのみ

(3)公開データの種類

※作文データ(メール、エッセイ)はタグ付けがなされていないため、短単位検索を行うことはできるが、形態素解析の精度は発話データや作文データ(ストーリーライティング)とは異なる。

(4)検索システム

I-JAS には、検索システムが付属されています。

検索システムでは、短単位検索(形態論情報を使用した検索)と文字列検索が可能です。

データや課題・調査資料などを利用・公表する場合

I-JAS のデータおよび課題などの調査資料(「絵描写」のタスクを除く※)を利用して調査・研究を行って研究成果を公表する場合、以下の文言例を参考に、利用したことを必ず明記してください。

〈利用の際の引用文言例〉

※尚、「絵描写」のタスクは、許夏珮(1997)「中・上級台湾人日本語学習者による『テイル』の習得に関する横断研究」『日本語教育』95:37-48.の課題を本人の承諾を得て使用した。

公開計画

第一次公開では、各母語、環境別の 15 名ずつを公開しています(合計 225 名)。

第二次公開以降は、毎年 200 名前後のデータを公開する予定で、全体の完成は、2020 年
学習者 1,000 名のデータ公開を目指しています。

プロジェクト名

平成 24~27 年度科学研究費助成事業(基盤研究 A)
 海外連携による日本語学習者コーパスの構築-研究と構築の有機的な繋がりに基づいて-
 代表者:迫田久美子  課題番号:24251010

平成 28~31 年度科学研究費助成事業(基盤研究 A)
 海外連携による日本語学習者コーパスの構築および言語習得と教育への応用研究
 代表者:迫田久美子  課題番号:16H01934

問い合わせ先
lsaj[at]ninjal.ac.jp ([at]@ に変えてください。)